■ユニバーサルジョイントの選定手順
ユニバーサルジョイントの型式とサイズは以下の手順でお選び下さい。
使用する駆動軸の軸径(サイズ)を設定して下さい。
以下の方法で伝達トルク、回転速度係数、曲り角度係数、安全係数の計算及び設定をして下さい
@使用伝達トルクの計算方法(T1)
T1=伝達トルク(N・m)
N=使用回転数(min-1)
KW=使用原動機容量
A回転速度係数の計算方法(fn)
aジョイントの外径周速度を求めます。
V1=外径周速度(m/s)
D=ジョイントの外径
 =使用駆動軸(φd)×2
b、aで得られたV1(外径周速度)をもとに下の表より回転速度係数(fn)を求めます。
B曲り角度係数の計算方法
 (α)ジョイントの曲り角度を設定して、 下の表より曲り角度係数を求めます。

     10°以下の場合は10°の係数にに準じます。
 
C安全係数の選定(SF)
 原動機の負荷状況を設定して、下の表より安全係数を求めます。
■原動機負荷状況
 手動や衝撃の少ないモーター駆動の場合
1.0〜1.4
 急始動、急停止、正逆回転のある場合
1.4〜1.8
 衝撃、引張、圧縮荷重と回転の合成荷重のある場合
1.5〜2.4
STEP 2の@ABCで求めた数値をもとに、次の計算方法でジョイント容量を求めます。
T2=ジョイント容量
T1=使用伝達トルク
fn=回転速度係
α=曲り角度係数
SF=安全係数
 
*注 各型式サイズの最大伝達容量表示は、曲り角度10度以内とし原動機等の使用条件を含んだ当社値です。
型式を決定します。
T2の数値をカタログの寸法表の各タイプのSTEP 1で設定した軸径(サイズ)の「最大伝達容量」の数字にあてはめます。
 
 (a) T2の数値が最大伝達容量の値より小さい場合(T2≦最大伝達容量)
@N(使用回転数)の数値が「常用回転数」より小さい場合(N≦ジョイントの常用回転数
そのジョイント型式が使用に適したジョイントです。
     
AN(使用回転数)の数値が「常用回転数」より大きい場合(N>ジョイントの常用回転数)
N(使用回転数)の数値が「常用回転数」より小さい型式を他の寸法表よりさがして選んで下さい。
※注 最大回転数 曲折角10°以下で強制潤滑をしているときの回転数。
 注 常用回転数 通常潤滑で使用している場合、最大回転数の1/2を目安にして下さい。
     
 (b) 以上の方法で該当するジョイント型式がない場合
@T2の数値が寸法表の値より大きな場合
(T2>最大伝達容量)
同じ型式で軸径が1〜2段階大きなサイズのジョイントを選んで下さい。(この場合には、ソリッドタイプを選び、軸穴加工をしてから使用して下さい。)
     
AN(使用回転数)の数値が寸法表の「常用回転数」より大きい場合(N>ジョイントの常用回転数)
強制潤滑処理をして使用するか、あるいは、KL、KF、KFD型式を使用して下さい。
     
 (c) 適したジョイント型式が複数の場合は、下の「特性表」より、用途に応じた型式を決定して下さい。
 
型 式
用 途
S
高精度コンパクト用
D
高精度コンパクト用
H
高精度耐久用
B
高トルク普及用
BD
高トルク普及用
HJ
総焼入れ耐摩用
HJD
総焼入れ耐摩用
 
型 式
用 途
K
高速回転用
KD
高速回転用
HS-BS
耐蝕用
MS
耐蝕用
BR
非磁耐蝕用
M
高精度小径用
R
軽トルク手動用
MM
超小径用

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