GXシリーズは、即納イージーオーダータイプです。
標準ジョイント2個とジョイントスライド(GXS、GXA)で構成しています。
ジョイントとジョインスライドはスプリングピンでセットしています。
軸穴加工(キー溝、タッピング穴など)をする場合、合マークをしてからスプリングピンを抜いて、ジョイントとジョイントスライドを外してください。加工後は、合マークをあわせて必ずもとの位置にセットしてください。(HJ-GXはスプリングピンのかわりにシャーピンを使用しています。)
セットする場合、左右ジョイントの組合せは、ヨークEとヨークFが対称になるようにしてください。
下図は、ヨークEとヨークFが90度ずれてセットされている誤った例です。誤ってセットすると、出力軸が不等速になるので、ご注意ください。
全長を修正する場合
使用する長さ(最大寸法L₁)を設定。
中間軸の長さ(L₃)を算出。カタログの寸法表よりA、Bの寸法を算出し、L₁−(A+B)+(ℓ+H)=L₃の方法でL₃を求めてから軸の切断をしてください。もっと全長を短くしたい場合は、スリーブを切断してください。但し、軸とスリーブの嵌合Hは確保してください。